シルデナフィルクエン酸塩は、勃起不全症(ED)の治療薬として、日本で最もポピュラーな薬です。もっとも有名な商品はバイアグラです。このバイアグラはジェネリック医薬品も発売されており、以前より安価に手に入るようになってきました。この薬を手に入れるには医師の診察、処方が必要となります。ただ、個人輸入で海外の製品を輸入される方もいらっしゃいます。
他にも勃起不全症の治療薬はあります。代表例は、シアリス、レビトラが挙げられます。ここからはシルデナフィルはこれらと比較して作用持続時間はどう違うのか説明します。
作用持続時間の重要な指標として消失半減期があります。これは体内の有効成分の血中濃度が2分の1になるまでに必要な時間のことです。シルデナフィルの消失半減期は約3.3時間です。一方、シアリスの消失半減期は約14時間、レビトラの消失半減期は3.2~5.7時間です。それから導き出される作用持続時間は、シルデナフィルが最低5時間、シアリスが10~24時間、レビトラが5~10時間となっています。つまり、シルデナフィルの作用持続時間は他剤と比較して短めです。一見、シアリスが作用が持続して使い勝手のいい薬のように感じますが、シアリスには効果が出始めるまでにかかる時間が長いのです。効果発現までの時間を推測するのに最高血中濃度到達時間がありますが、シアリスは3時間なのに対し、シルデナフィルは0.8~0.9時間、レビトラは0.75時間と短めになっています。
これのことからシルデナフィルは、作用の持続より効果が早く出ることを期待する方におすすめの製品です。また、この3種類のなかで唯一ジェネリック医薬品が発売されているので、安価に手に入ることも魅力的です。